イプサの化粧液(乳液)は、肌の状態やタイプに応じて複数の種類が用意されており、どれを選べばいいか迷ってしまうという声も少なくありません。この記事では、ME、センシティブ、アルティメイトeの3つのシリーズについて、各ラインの特徴や選び方のポイントをわかりやすく整理して解説します。
1. イプサの乳液はなぜ種類が多い?
イプサの乳液は「ME(エムイー)」という名称で展開されており、化粧水と乳液の機能を兼ねた化粧液として位置づけられています。肌の水分・皮脂バランスを考慮し、肌質に応じた選択が可能な設計となっているのが特長です。
2. 各シリーズの基本的な違い
シリーズ | 特徴 | 主な対象 | 容量・参考価格 |
---|---|---|---|
ME | 肌の水分・皮脂バランスを整える設計 | 普通肌〜乾燥肌、混合肌 | 175mL/税込7,150円前後 |
ME センシティブ | 低刺激設計でデリケートな肌にも使いやすい処方 | 敏感肌・ゆらぎ肌 | 175mL/税込6,600円前後 |
ME アルティメイトe | 年齢に応じた肌のうるおいケア*を意識した設計 | 乾燥やハリ不足が気になる肌 | 50mL/税込11,000円前後 |
*乾燥による小じわを目立たなくするような保湿設計や、美白※有効成分を含む医薬部外品(※メラニンの生成を抑える)もあります。
3. MEシリーズ(レギュラー)の選び方
MEシリーズは1〜8番まであり、番号が小さいほど軽やかで、番号が大きいほどしっとりとした使い心地となっています。
- ME1〜2:皮脂が多くベタつきやすい肌向け
- ME3〜4:普通肌〜混合肌
- ME5〜6:乾燥しやすい肌
- ME7〜8:乾燥が進行しやすい肌・しっとり感を好む方
選び方のポイントは、自身の皮脂バランスと保湿の好みに合わせて番号を検討することです。
4. ME センシティブの選び方と特徴
ME センシティブは、デリケートな肌向けに開発されたシリーズで、無香料・無着色・アルコール無添加など、肌への刺激を配慮した設計が特徴です。
- センシティブ1:やや皮脂が多めの敏感肌
- センシティブ2〜3:バランス型の敏感肌
- センシティブ4:乾燥しやすく保湿を重視したい敏感肌
敏感肌でも季節や体調によって皮脂分泌が異なるため、必要に応じて番号を変えるという選択も検討できます。
5. ME アルティメイトeの選び方と特長
ME アルティメイトeは、年齢に応じた肌悩み(乾燥・キメ・ハリの低下など)を意識した保湿設計となっています。医薬部外品として有効成分(例:4MSK)を配合しており、肌荒れ防止や美白※ケアをサポートします。
- e1:さっぱり系、皮脂が多い年齢肌向け
- e2〜e3:バランス〜やや乾燥肌
- e4:しっとり感を重視した設計
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを意味します。
6. 肌タイプ別・選び方早見表
肌質・傾向 | おすすめシリーズ | 番号目安 |
---|---|---|
脂性肌 | ME・センシティブ | 1〜2 |
普通肌〜混合肌 | ME・センシティブ | 3〜4 |
乾燥肌 | ME・センシティブ・アルティメイトe | 5〜8、4(e) |
年齢肌・ハリ不足 | アルティメイトe | 1〜4 |
敏感肌 | センシティブ | 1〜4 |
7. 使い方と併用のポイント
イプサの化粧液は洗顔後に使うことで化粧水+乳液の役割を果たすとされています。季節によって乾燥が気になる場合は、化粧水や美容液と組み合わせることで保湿バランスを整えやすくなります。
- 乾燥しやすい日は先に化粧水を重ねて使用
- 夜はアルティメイトe、朝はMEシリーズを使うなどの使い分け
- 部分的な乾燥には重ね付けやコットン使用も検討可能
8. まとめ
イプサの乳液は、肌の状態や目的に応じて選べる構成が整っており、自分の肌に合った一本を見つけやすいという利点があります。どのシリーズも特長が明確で、カウンセリングやオンライン診断を活用することで、より適切な選択がしやすくなります。
選ぶ際には、肌質・使用感の好み・季節の変化なども考慮しながら、無理のないスキンケアを心がけましょう。
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