スキンケアやメイクの途中で、肌表面にポロポロとした白いカスのようなものが出てきた経験はありませんか?これは俗に「モロモロ」や「ポロポロ」と呼ばれ、使用したスキンケアアイテムの組み合わせや塗布の仕方によって発生するとされています。
特に保湿系のアイテム、たとえばアクアレーベルの乳液を使用している方から「モロモロが出た」という声があるのも事実です。これは製品自体の質の問題というよりも、使い方や併用するアイテムが関係している場合が多いようです。
この記事では、アクアレーベル乳液を使用した際にモロモロが出てしまう理由と、その対策について分かりやすく紹介していきます。
アクアレーベル乳液でモロモロが出る主な原因
1. 成分の影響
アクアレーベル乳液には、保湿のために高分子ポリマー成分(例:カルボマーなど)が含まれている場合があります。これらの成分は皮膚の上に残りやすく、摩擦が加わるとカス状になることがあります。
また、保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンも、他のアイテムと重なった際に表面に残留しやすく、それが「モロモロ」の原因となることがあります。ただし、これらは保湿には非常に重要な成分であり、一概に“悪い”とは言えません。
2. 使用方法の問題
例えば一度に大量に使う、あるいは重ね塗りしすぎることで、乳液が十分に肌になじまないまま次のアイテムを使ってしまうと、肌の上で成分が混ざりあい、モロモロが発生する原因となることがあります。
3. 他のスキンケア製品との相性
化粧水や美容液との相性によってもモロモロが出ることがあります。特に、油分が多いものやシリコン系成分が含まれたアイテムと併用すると、アクアレーベルの乳液がうまくなじまず、白いカスのような状態になることがあります。
この現象は、使用製品ごとの相性や成分の組み合わせによって個人差がありますので、誰にでも起こるとは限りません。
モロモロを防ぐための対策方法
1. 乳液は「適量」を守って使用
乳液はたくさん塗れば塗るほど良い、というわけではありません。アクアレーベルの公式でも、使用量の目安は10円玉程度とされています。多すぎると成分が肌に残りやすくなり、摩擦でモロモロが出る原因になります。
2. 肌になじませる時間をしっかり取る
スキンケアの工程ごとに、アイテムを重ねる前に1〜2分程度時間を空けることで、肌が成分を吸収しやすくなり、表面に残りにくくなります。焦らず一つずつなじませることが、モロモロを防ぐカギです。
3. 擦らず、押し込むように塗布する
化粧品を塗布する際、肌を強く擦ってしまうと摩擦が発生し、モロモロが出やすくなります。手のひらで優しく包み込むように、軽く押し込むようなイメージで使用しましょう。
4. スキンケアの順番を見直す
オイルインタイプの美容液や乳液を最初に使うと、その後の化粧品がなじみにくくなり、モロモロの原因になることもあります。軽いテクスチャーから順に重ねていくのがポイントです。
アクアレーベル乳液と他アイテムの相性について
1. モロモロが出にくい組み合わせのコツ
スキンケアのアイテムはライン使い(同ブランドで統一)することで相性問題が起こりにくいとされています。アクアレーベルの化粧水・乳液・クリームは併用する設計になっているため、基本的にはトラブルは起きにくい傾向にあります。
ただし、他ブランドの下地や日焼け止めを重ねると相性が悪くなることもあります。パールやシリコンを含む処方との相性には注意が必要です。
2. 乳液タイプ別 比較表
商品名 | 使用感 | テクスチャー | 比較的モロモロが出にくい傾向 |
---|---|---|---|
アクアレーベル オイルイン乳液(しっとり) | しっとり、ツヤ感あり | ややこってり | ◯ |
アクアレーベル ブライトニング乳液 | さっぱり〜中程度 | みずみずしい | ◎ |
アクアレーベル エイジングケア乳液 | やや重ため | コクのある感触 | △(摩擦に注意) |
※あくまで使用感や傾向による比較であり、個人差があります。
よくある誤解と注意点
「モロモロ=不良品」ではない
「モロモロが出た=その乳液は合わない」と思われがちですが、実際には使用量や塗り方、組み合わせによって起こることが多いです。製品そのものの品質とは無関係な場合も多いため、まずは使い方を見直すことが重要です。
肌質によっても起こる頻度は異なる
乾燥肌や敏感肌の方は保湿力の高い乳液を使うことが多く、モロモロが出やすいと感じるケースがあります。自分の肌の特性を把握して、それに合ったアイテムと塗り方を見つけましょう。
確実な情報の大切さ
一部SNSなどでは「アクアレーベル乳液で必ずモロモロが出る」といった記述も見かけますが、これは個人の感想であり、全ての人に当てはまるものではありません。使用感には個人差があるため、情報は慎重に見極めましょう。
まとめ:モロモロが出るときは“使い方の見直し”から
- 乳液の使用量を適切に保つ
- 丁寧に時間をかけてなじませる
- 強くこすらずやさしく塗布
- アイテムの相性を意識する
モロモロの原因は製品そのものではなく、使用方法や組み合わせ、肌質との相性にあることが多いです。正しい使い方を意識することで、多くのケースで改善が期待できます。
アクアレーベル乳液を使っているけどモロモロが出て困っている方は、ぜひ今回の内容を参考に、ご自身のスキンケアルーティンを一度見直してみてください。
なお、肌に合わない・赤みやかゆみが出るなどのトラブルがある場合は、使用を中止し、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
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